白浜風土記(15日目) ツワブキの上に虻が舞う

昨日から連続してツワブキの話になるが、ご容赦願いたい。

先日撮影したツワブキの花の上に、ハチのような虫が舞っていることに気づいた。

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撮影時は黒コートを着ていたため、ハチだと思って逃げ出そうとしたが、彼らは花に夢中で、あまりこちらには関心がなさそうだった。

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しかもよく見ると、ハチの荒々しくも精悍な表情ではなく、ハエやアブの温厚な顔つきであることに気づいた。ホッとして余裕を取り戻した私は、カメラを向けて何枚も何枚もハチのような昆虫を撮影した。

その後画像を詳しく見ると、私の早とちりだった。

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ハチだと勘違いした昆虫はナミハナアブ(Eristalis tenax)。その名のとおり、アブの一種だった。

恥ずかしい話だが、私がハチと間違えた理由はその体色にある。ハチと瓜二つの黒と黄色の縞模様があったからだ。だが、ハエ目(双翅目)に属するアブには毒針などない。安心して観察が可能だ。おそらくこうしたハチへの擬態(ベイツ擬態:危険種の警戒色に似た体色や形態を持つことで捕食者を避ける擬態のこと)が、捕食者回避に役立つのだろう。事実、私もハチと間違えて、一度は逃げ出そうと思ったのだ。

写真を撮ってる間も、ナミハナアブ達は冷たい風に吹かれながら懸命に花粉を食していた。思えば、この寒い季節に食料を得るのはアブにとっても大変なことだ。そんな時、大きな花が咲いていれば、彼らにとってはご馳走となるだろう。

そう。ツワブキは人の目を癒すのみならず、昆虫たちの憩いの場にもなっていたのだ! この日、改めてこの植物の凄さを知った。

追記。

スマホで撮影したツワブキの写真。デジカメよりスマホの方がうまく撮れてるって一体・・・?

(もっとも、使用したデジカメは4年前のOLYMPUS製ではあるため、性能はやや古めなのだが)

KIMG0198

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