日本放浪録(4) 婆羅陀魏山神inいのちのたび

長崎福岡旅行二日目(いのちの旅博物館編)

46億年の旅を終えたあと、次はいのちの旅を始めることになった。勿論中は暖房が効いていて暖かった。そして荷物をコインロッカーに預け、入ってみたが・・・。

あまりの展示量にびっくり仰天!

ダンクレオステウス!

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セイスモサウルス!!(今はディプロドクス属だけど、しかたないね) ケツァルコアトルス!

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プテラノドン!

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トリケラトプス!!(復元姿勢が古い・・・)

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ティラノサウルス!!!(スタンだ!) (※スーもいたが写真掲載不許可スーの写真については下の追記参照)

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他にもステゴサウルスやアロサウルス、カマラサウルス、ギガノトサウルス(頭骨は例のアレだが・・・)、クリョロフォサウルスにデイノニクスなどなど、大量の骨格展示が広い展示スペースに所狭しと並べられていた。

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かつての東海大学自然史博物館を思い出す展示だった。アレに関しては正直言って、昔の展示の方が好きだったなと思う。

さらに上を見渡すと、BBCの”Walking with Dinosaur”の映像が流されていた。確かにセイスモサウルスやティラノサウルスがいるからぴったりなのだが、ホントにどこもかしこも、BBCが好きだなと思った。権利上の関係などで、放映しやすいのだろうか?

その後進んでいくと、ブロントテリウムやヒラコテリウム、バシロサウルス(の頭)、マンモスやオオツノジカの全身骨格など、新生代哺乳類のオンパレード。

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後ろにはジャイアントモアやマンモスなども続いていた。さすがにかはくにはかなわないものの、勝るとも劣らない展示量であった。頭上にはアンブロケトゥスやマウソニアなども泳いでいた。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そして古生物展示を一通り見た後、ワキノサトウリュウの動刻展示場に入った。
まるでゴルゴムの地下神殿に潜入したような気分だった。

薄暗い岩だらけの空間。ときどき雷もなる。

その中で響き渡るコウモリのオバケみたいな姿の、ズンガリプテルスの鳴き声。岩の上で佇む姿は、まるでゴルゴムのコウモリ怪人のようだった。鳴き声まで微妙にコウモリ怪人ソックリだったのが笑える。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

何もかもが、あまりにもゴルゴムの神殿のようだった。赤い月の下で佇むワキノサトウリュウなんか、見事に怪人っぽい。

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これもゴルゴムの仕業だ!

しかし、科学的視点から考えれば、この展示スペースはちと問題がある。あまりに時代が異なる恐竜が多すぎたのだ。
無論、諸事情があることを承知の上で申し上げるが、マメンチとヴェロキラプトルを白亜紀前期の生態再現をした展示室に置くのはさすがにどうかと思う。
とは言え、おそらく当時の日本(九州)にも生息してた可能性がある大型のドロマエオサウルス類や大型竜脚類をイメージしたがゆえの配役と考えれば、そこまで悪くはないのかもしれない。

その後メイキングや九州の化石コーナーを見る。ペンギンモドキも展示されていた。座る姿勢と泳ぐ姿勢の両方を並べてあるのがなかなか良いと思う。

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実は学会まで時間がなかったため、今回は古生物展示を一通り見て、早々と現生動物展示や2階を見学するというハードスケジュールだった。

そのため干潟展示以外はロクに見る時間がなかった。現生動物の標本にもいいものがあっただけに、ゆっくり見たかったものである。甲殻類展示もタカアシガニとタスマニアクラブを見るだけに留まり、非常に残念である。

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またしてもゴルゴムの仕業だ!

北九州を含む西日本の干潟では、カブトガニが見られる。そのため西日本の自然史博物館では、ほぼ必ずカブトガニが展示されているのだ。ここも例外ではなく、カブトガニが愛を交わしあっていた。その隣では、アオサギやシギたちが餌となる干潟の無脊椎動物を探していた。

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全体的に良い干潟展示だったと思う。地域性にも根ざしているし。

また、西日本に(近年は東日本の一部地域でも見られるが)ハクセンシオマネキが生息しているため、彼らも大体は一緒に展示されている。

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しかし、思えばハクセンシオマネキについてこのブログで取り上げることはなかったが、まさかここで初となるとは思わなかった。自分の研究対象でもあるし、干潟のことを伝えるためにも、今後はもう少し取り上げたいものだ。
面白い展示もあった。八幡製鉄所関連の展示で昭和30年代の社宅を再現する場所があるのだが・・・。

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そこになんと「大怪獣バラン」のポスターが!!

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この展示を考案した人が誰かは不幸にして知らないが、こう申し上げたい。

「すばらしいぃぃぃっっっ!!」

ここでバランを出すとは素晴らしい。ゴジラやラドンなどメジャー怪獣でも良かったのに、敢えてバランのポスターを展示するとは!これでバランの知名度が上がればいいと思う。
というわけでいのちの旅博物館に行った特ヲタは、必ず「バラン」のポスターを見てから帰ってくるように!
そして、DVDでバランを見よう!

図書室の所蔵書籍も確認したかったので残念だったが仕方ない。一応、「恐竜学最前線」の蔵書などは確認できたが。
その後特別展図録や干潟に関する書物を購入し、お土産を買って去った。ちなみにお土産屋にあったこのプレートが気に入ったので掲載してみようと思う。

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だいぶ疲れた。ロクな昼食を摂る暇もなかった。昼に食したのは長崎行のバスセンターで売っていた肉まんとスナックだけだった。そのためか、バスの中では眠っていた。

この日は四時頃学会会場に到着し、動物行動学で著名な長谷川眞理子先生のご講演を拝聴した。
そういえば以前、生態学会の際に私は飲み会でこの人の隣に座ったことがある。今思えば、だいぶ凄まじい経験だったと思う。

その後ひとりで長崎の中華街に向かい、綺麗なお姉さんのいるお店で皿うどんを戴いた。美味しかった。

そしてカプセルホテルの中で休息を取るのだった・・・

追記(2015/5/24)

上記の博物館はスーの写真掲載不可と執筆いたしましたが、その後改めて情報を入手いたしましたところ、厳密には誤りであることが判明致しました。

商業関係でない個人的なブログなどであれば問題はないとのことでした。

閲覧者の皆様には誤解を招いてしまい、大変申し訳ございませんでした。

※ただし、博物館における写真をブログへ掲載する場合は、どのような場所であれ、必ず掲載許可を取られた方が賢明であることも付記致します。

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日本放浪録(4) 婆羅陀魏山神inいのちのたび」への10件のフィードバック

  1. おのれゴルゴム、ゆ゛る゛さ゛ん゛!!(BLACKもRXもちゃんと見たことない男←)

    文字通り密度の濃い展示ですね~。個人的にはもう少しゆったりしたレイアウトの方が好みですが、それでもこれだけの標本をよくぞ集めたという感じです。恐竜以外の展示も良さげですね。
    まだ行ったことがないもので(というか九州の土を踏んだことがない)、来年の春あたりに(異常巻アンモナイトを見るという口実で)、御船もろとも見に行きたいものです。

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    • BLACKは暗い作品ですが、対してRXは明るい作品です。
      どちらも別ベクトルでファンに人気の作品ですね。

      異常巻きアンモナイトは、九州大に研究なさってる人がいらっしゃる(或いは在籍していた)とお聞きしています。宜しければご連絡をとってみてはいかがでしょうか?

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  2. 僕はここに過去3度伺いましたが、「九州最大級」はだてではない!!セイスモサウルスの頸椎が変な角度で関節しているのとトリケラの骨格姿勢が古いのを除けば限りなく100点に近いといえましょう。
    ちなみにエンバイラマ館で紹介されていたアオキイクチス、ディプロミスタスの2種は日本でもここでしか見られないものと知り、僕の古代魚への興味を一気に引き立ててくれた感慨深い種です。
     でもほんなこて贅沢ねー、スー(僕にとっては神にも近い神聖な人!!)とスタンがランデブーて。御船じゃスタンと何かといわくつきのワンケルがおるばってんね。

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    • 確かに九州でも有数の博物館でしたね! 
      それどころか、日本でも五指に入るレベルの自然史博物館とも言えるでしょう。古生物展示も、地域の自然史に関する展示も、現代動物の標本も、標本量も、何もかもがパーフェクトでした!

      ディプロミスタスの展示は私も見ましたよ♪
      記事では紹介できませんでしたが、ディプロミスタスの展示もちゃんと見させていただきましたよ。あそこからすべてが始まったのかと思うと感慨深いものがありました。

      御船にはワンケルさんがいらっしゃるんですか! 次回訪問を楽しみにしております。

      ※コメントがおかしかったので修正いたしました。

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      •  あの…僕何か禁句でも書いてしまったかしら?今後自重いたします。
        ちなみにこの博物館で僕が最も印象に残ったのは昭和30年代の家庭でした。昔この博物館経由で父の実家(福岡)まで行ったとき、父が懐かしがっていました(縁側将棋とかちゃぶ台とか!「巨人の星」か!!)。
         恐竜も素晴らしいですが、博物館の奥の生物展示室にあるウバザメやホオジロザメなどサメの仲間の剥製もまた味があります(サメ好きなもんで…とくにウバ、メガマウス、オオメジロがお気に入りです)!

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      • すみません、修正したのはわたしが書いたコメントのほうです。
        猛勉の瑛様ではございません。

        ですので、今後も遠慮なくコメントいただければと思います。

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  3. 私も2010年に訪れましたが、広いスペースで立体的に観察できる良い博物館だと感じました。※個人的にはメタコセイアの標本が気に入りました。w
    当時より展示標本が増え、益々見どころが増えたと思います。系統の近い仲間を比較出来る博物館は少ないですから、御船町の恐竜博物館と手を組んで、西南日本の恐竜発掘と展示を盛り上げて行って欲しいです。
    また九州で特別展が開かれたら、訪れ体ですね。^^

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    • 既に行かれたかもしれませんが、メタセコイア標本がお好きならば、ミュージアムパークがオススメですよ! 
      ヌオエロサウルス(今はヌーロサウルスですが)と並ぶ姿は結構壮観です。

      確かに御船とは連携を深めてほしいものです。どちらも展示のレベルなどがとても高い場所ですからね。

      ところで、ひろ様のブログにリンク貼らせていただいても宜しいでしょうか?

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