日本放浪録(9) ケーキバトルin豊橋

先日、日本古生物学会に参加させていただいた(専門は動物行動学なのに!)
場所は豊橋市自然史博物館。
変ちくりん(褒め言葉)な色をしたマイアサウラが子供を労わり、イグアノドンとデイノニクスが睨み合い、そして巨大なブラキオサウルスがその巨躯を誇る公園の傍にある、大きな博物館である。
ティラノ、トリケラ、ステゴの恐竜御三家(だと思うんですが、どうでしょうか・・・?)に加え、プテラノドンやディメトロドン、マチカネワニなど、メジャーな古生物が勢ぞろいしている博物館である。

今回も、会場では古生物に関する様々な発表があり、大変勉強になった。なお、公表の許諾を得ていないため、ここで発表内容についてコメントするのは控えさせていただく。また、博物館の写真は館内のスタッフに問い合わせたところ、展示してある絵画などの著作権上の問題で控えて欲しいと言われたため、今回は掲載を見送らせていただく(なぜか、外の恐竜は問題ないとのこと)

さて、今回も懇親会へ参加させていただいたのだが、皆様は懇親会をどんなイメージだとお考えだろうか?

 

旧交を暖める場所、親睦を深める場所。

確かにそれも誤りではない。

だが、それだけではない。

 

懇親会、それはデザートをめぐる熾烈な戦いの場でもあるのだ。
人は甘いものを好む。だが、残念ながら懇親会で出されるデザートには限りがある。その限られた資源をめぐる熾烈な争いが起きる。ちょうど、縄張りをめぐって争い合うレッドディアーやシオマネキ、同種どうしの争いが激しかった(とよく言われる)トリケラトプスのように。

私も、今回その戦いに参加してきた。

仮面ライダークウガとン・ダグバ・ゼバの最期の戦いの如く、凄まじい殴り合いが起き、デザートの奪い合いが起き、激しい衝撃波まで上がった(ような記憶がある)。
では、その結果はというと・・・
・・・惨敗であった。私は戦いを制することができなかった。僅かなデザートにしかありつけず、数個のケーキを持って逃げ出すことしかできなかった。
私は涙に暮れた。だが、これは始まりに過ぎないのだ。

次回こそは負けないぞ、と袖で目にたまった雫を振り払い誓うのだった。
・・・古生物学会に限らず、凡ゆる懇親会に参加される方々よ。
私は自身の経験から、ここに警告しよう。
デザートをめぐる争いは厳しい。気を引き締めて挑まれることを推奨させて戴く。
(※この記事は事実をもとにしたフィクションです。実在の人物、団体とはあんまり関係ありません)

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日本放浪録(9) ケーキバトルin豊橋」への10件のフィードバック

  1. 学会、存分に楽しまれたようで、何よりです。^^
    豊橋の博物館は昨年夏に、福井の特別展へ行った帰りに立ち寄りましたが、結構レベルの高い博物館でしたね。たまたま幼稚園児の遠足?に当たってしましい、平日で静かな館内が阿鼻叫喚状態でした。w
    今回の例会では、一般講演の久慈層群玉川層のワニ化石の講演に興味がありました。いつかは傾聴に伺ってみたいものです。^^

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    • 豊橋の博物館は、古生物展示から見ても、現生生物の観点から見ても、娯楽面から見ても、ミュージアムショップの充実から見ても、兎に角あらゆる点で優れた博物館です。
      ただ、多少現生に関しましては展示が古いのも事実ですが・・・

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  2. 一昨日、うちのボスがラクティアさんの話をしておりました^^

    私のフィールドに絡む話も発表にあったようで、なんというか気が引き締まりますね。さりげなく、ボスから有孔虫の取れそうな化石入りのいらないやつを選別するように指令がありましたw

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  3. 僕も恐竜倶楽部で尾形博士から古生物学会の話を伺っていたので、新学期に入部しようと思います(博士から推薦状もらわんと…)。豊橋の博物館はまだ伺っておりませんが、話を伺うだけでも面白そうです。近くに長篠古戦場もあるらしいし、史跡めぐりを兼ねていければなぁ(あ、余談ですが長篠城近辺から昔ミズウオの化石が発掘され、博士のボスである上野輝弥先生によりホウライミズウオなる新種と分かったそうです。「古脊椎動物図鑑」より)!!
     マチカネワニのレプリカを置いている博物館がこれほど多いとは意外でした。僕はワニが大好きなので、おいてもらえるのはとてもうれしいです。

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    • 実は私、古生物学会会員ではないのですよ・・・(滝汗)
      マチカネワニは、関西方面だと結構いろんな博物館で見かけますよ。京都市青少年科学センターや大阪大学総合博物館、それに大阪市博などにもいました。
      もしかしたら復元が古い可能性はありますが・・・

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  4. 豊橋自然史には私も数年前に行きました。結構規模が大きな所ですよね。博物館内だけで一日がかりで、併設されている動物園まで見れなかったので、ぜひもう一度行ってみたいと思っています。
    古生物学会は過去に2回ほどお邪魔したことがあります(研究者ではない、しかも会員ですらないのに(^^ゞ)。このような場での発表を拝聴すると、研究とは地道な成果の積み重ねであることがよく分かります。当たり前ですが、新聞に載るような大ニュースも、その下地として基礎的な研究やデータの蓄積があってこそなんですよね~。この『表舞台に出にくい成果』って、一般の人(私自身も含めて)はついつい忘れがちで…。それを再認識する意味でも定期的に参加したいものです。

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    •  昔医学の歴史の漫画で読んだのですが、「優れた臨床医は何百の命を救うが、優れた研究科はその何倍もの人命を救う」という言葉がありました。研究の真価をわかってもらうにはこういう機会をもっと増やしてもいいかもですね。

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    • 動物園はかなり広かったですね。
      私もキリンさんをまだ見れてないので、近いうちに再訪したいと考えています。

      古生物学会は、意外と研究者以外の方も多数ご参加なされていますよ。
      次回は東京とのことですので、もしお会いすることがございましたらその時はよろしくお願いいたします♪

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