神奈川県立生命の星・地球博物館をたずねる(基礎編)

さてさて、お待たせいたしました!

神奈川県立生命の星・地球博物館の常設展についてお話いたします(写真は許可を得て掲載)。

 

この博物館は1995年に神奈川県立博物館(現・神奈川県立歴史博物館)の自然史部門における資料を統合する形、で新たに作られた、比較的新しい(といっても開館20年以上経過してるのですが)博物館です。

以前は、

日本の古生物学に多大な貢献をなされた故・ 濱田隆士先生や、
ダニ博士こと青木淳一先生

など、様々な方が館長を務められていたことで非常に有名ですッ!! ちなみに私は青木先生と握手したことがあります。

アクセスは入生田駅から徒歩でわずか5分!! 非常にアクセスが容易い場所です!!!

入生田駅

博物館の全景がこちら。威厳のある佇まいです。

神奈川県立生命の星・地球博物館

歩いていくと、何やら奇妙な足跡が・・・。そう、これ地球の動物たちの足跡なんです・・・! 彼らは展示室の中でも見られますから覚えておいてください。

 

そして門をくぐった先には!!

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この博物館の顔こと、チンタオサウルスさんがゴジラっぽい立ち方で出迎えてくれます!!

確かにトサカとか旧復元です。 立ち方も現代のカモノハシ竜のイメージとはかけ離れています。

 

だが、それがいい!

チンタオサウルスの頭上をご覧下さい。「宇宙波」と呼ばれる絵が真上に見えます。

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そう、このチンタオサウルスは地球を、宇宙を背負っているわけです

地球の過酷な歴史、それを背負いながらも、二本の足で立ち上がる偉大な力強さ、そして恐竜という太古の存在の美しさを感じさせてくれる骨格展示ではありませんか!! 個人的には、地球博物館の展示が今後大幅に改修されることがあっても、これだけは変えずに(または隣に新復元のチンタオサウルスを置くなどして)在ってほしいです。

隣にはジファクティヌスが、そして頭上にはアンハングエラとトゥプクスアーラがっ!!

トゥプクスアーラ2

特にこの古代魚の全身骨格は日本で見られるのはここだけです! トゥプクスアーラの全身もここ以外ではあまり見られないゲラ。

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チンタオサウルスの足元を見ると、テレビ画面があります。ここではオープニングムービーとして、地球の歴史についてストレッチマンみたいな全身タイツのおっさんヒゲの生えた地球の化身っぽい人が語り合う映像が流れます。でも全然笑えないですよ。

その後進んで行くと、でっかいクマさんがいます。記念写真が撮れますよ。

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ある日~、博物館~、クマさんに、出会った~♪

その後常設展は、次のような構成です。

・地球展示室⇒地球の成り立ちや鉱物、隕石などを紹介。

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ヒジョーにでっかい!! でっかいぞぉぉぉ!!! このへんの展示は地学研究者からも高い評価を受けています。

・生命展示室⇒恐竜の骨格標本や昆虫・植物を軒並み展示。

うぉぉぉぉぉ!!! いっぱいいるぞぉぉぉ!!!

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ディプロドクス、ティラノサウルス、エドモントサウルス、プテラノドン(なんと実物!)、ステノプテリギウス、コネチカット州の恐竜の足跡、ゴンフォテリウム、アケボノゾウにコロンビアマンモスがいるぞぉぉぉ!!!

ペンギンモドキ(近年脳がペンギンに近縁とする研究も出た)プロトプテルムもいるぞぉぉお!!!

現代生物はラフレシアや数え切れない程沢山の美しい昆虫標本、魚類標本、巨大な樹木など、いっぱいいるぞぉぉぉ!!!

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そして、どれもこれも基本的に「やさしくさわってね」という太っ腹ぶり!!
でも優しく触らなきゃダメだよ、良い子のみんなお兄さんと約束だぞ!!

・神奈川展示室⇒神奈川県の動植物標本を展示。昆虫の森もありますよ!!

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カニさんやお魚さん、デスモスチルスとパレオパラドキシアたちが待ってます!! ツキノワグマやヘラジカもいるぞ!!

・共生展示室⇒環境問題や絶滅動物、都市の生き物などを紹介。

ここはニホンオオカミが怖いです・・・。

ニホンオオカミ

目の前に立つと、日本の絶滅種の名前をくら~い音楽とともに並べ立て、人類の業を教えてくれます・・・・。

あと、ミクロコスモスはなにげに凄いです。・・・たまに魚とかが水面に浮いてることがありますけどw

・ジャンボブック展示室⇒実物大の標本・模型などを所狭しと並べる「実物大百科事典」(ドラえもんに似たような話ありましたよね)

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巨大カニやらサメの歯やらアンモナイトやらカエルの歌やら貝殻やら鳥の羽やらなんやらと、大量の展示物があります!!そしてどれも実物大!!

・ミュージアムライブラリー⇒図書室。海外の科学雑誌も閲覧可能。

なんと、恐竜オタク界隈では有名なあの本も・・・!

・レストラン⇒ちょっと豪華な食事を楽しめます。

なんと、世界で唯一チンタオサウルスやトゥプクスアーラの全身骨格を眺めながら食事ができます!

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(↑レストランから眺めたチンタオサウルス。写り悪くて申し訳ありません・・・)

この間いただいたのは、恐竜展に合わせた特別メニューでした!

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これがまた美味い!

恐竜の味がしつつ、しつこい脂っこさがない、サッパリしたランチでした!!(※許可を得て撮影)

・ミュージアムショップ⇒特別展の展示解説書やオリジナルグッズなどが。

偉大な甲殻類学者・酒井恒先生のカニ図鑑の資料も買えますよ!!

・喫茶店⇒ショップの隣。まったりとした空間です。

 

・・・と、ちょっと興奮気味に書いてしまいましたが、以上が博物館の基本編です。

次は、地球編をお楽しみに!!

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神奈川県立生命の星・地球博物館をたずねる(基礎編)」への8件のフィードバック

  1. チンタオといいシファクティヌスといい、かなり珍しいのがいますね。チンタオの貫録がなかなかいい感じです。ニホンオオカミは何というか、このあと第二形態に変化しそうな雰囲気が。。。さりげなく、ゾウ類の全身骨格の充実はポイント高いですね。

    良い意味で何でも詰め込んでいるあたりは、(茨城県博と同様の)90年代な香りを感じます。
    トップゲイラーもストレッチマンも懐かしいぜ・・・

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    • チンタオサウルスは長野の博物館にもいるそうですね。(福井県立恐竜博物館でも一時期展示してました)
      ゾウに関してましては地球博物館に専門の学芸員がいらっしゃいます。
      90年代に作られた博物館は環境問題が喧伝されたこともあってか、エコロジー問題を扱う展示が多いのも特徴的ですね。
      ちなみにストレッチマンさんはまだ活躍なされているはずです。

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  2. 特別展用の大きな特別室がないのが、唯一惜しいところですが、観光地でジオパークをアピールするにはベストなロケーションですね。^^
    科博では閉鎖されて無くなった図書室は、個人的にポイント高いです。ここで良いものをピックアップして、古本を探せますからね。^^

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    • 確かにそこはネックなんですよね・・・(特別室が小さめ)
      とは言え、それでも毎年特別展のレベルは非常に高いことも特徴です。

      かはくの図書室は、個人的には復活して欲しい場所ですね。静かで涼しいので、よく休憩場所として使っていました(笑)

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  3.  トップゲイラーと仲代の最期の場面は何気に印象に残っています(その後映画で復活してくれた。仲代の中の人が官兵衛にも出てくれたのには驚きでした)。プテラノドンが実物だったとは!!もっとよく見ておけばよかったが、ここは恐竜ファンというよりも生き物全般を博愛する人向けの博物館かしら?
     >ひろさん
     科博の図書館ってなくなっていたんですか!?僕が去年行ったときはまだあったはずですが…?
    恐竜おたく界隈で有名な本…あれ、続編なら全巻持っています。

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    • 仲代センセは、それまで悪辣だっただけに最期は切なかったですね・・・。トップゲイラーの最期もなかなかくるものがありました。
      記事では紹介しませんでしたが、キリンさんやライオンさんやコアラさんなどもいます。ですので、生き物全般を知りたい方にオススメできる場所かもしれません。

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  4. 神奈川・地球博のレポ、お待ちしてましたよ!
    確かにチンタオと頭上に広がる壮大な絵のコラボは良いですよね! 隣のジファクティヌスは頭が壁から飛び出す3Dになっているのが高ポイントです(^^)
    生命展示室は現生生物(の剥製)と古生物(の骨格)を同じフロアに展示しているのが個人的にとても気に入っています(左を見るとティラノ、右を見るとライオン、新旧王者の競演ですね!)。
    ニホンオオカミのところで流れる物悲しいBGMはトラウマものですよね~。あのコーナーは小さなお子さんや気分が落ち込んでいる人は長居するべきではないと思います!(笑)

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    • お待たせしてすみません!
      ジファクティヌスは2004年頃にSeaMonstersがテレビ放映された際には凄い嬉しかったですね。

      生命展示室、言われてみればティラノとライオンの共演ですね! なにげにこのコンビ、ほかの博物館ではなかなか一緒の展示室では見られないですね。

      ニホンオオカミの展示は、すごく、ごめんなさいって言いたくなる場所です・・・w というか私も幼少期はちょっと怖かったですw

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