日本放浪録(12) ラクティアぴろしき探検隊:御船の恐竜街に翼竜の塔を見た!!:九州遠征旅行(3日目)

前日に艦々日和艦これの漫画買って寝ました。吹雪ちゃんと祥鳳ちゃんかわいいっぽい。

しかしながら漫画喫茶を出た時には、生憎の雨。艦これグッズが被弾しないよう気をつけて歩きながら、雨に打たれていました・・・orz 幸い漫画は無事でした(どやぁ

さて、バス停でバスを待ち、40分ほどかけて御船町恐竜博物館へ。そしてカルカロドントサウルスの像を見たとき、テンションはハイに!!(ちなみに博物館はカルカロドントサウルスのいる交差点が目印)

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御船町恐竜博物館到着! おぉ、立派なティラノサウルスがいるぞー!!

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うぉおォォお!!!

ラクティア、抜錨します!!

・・・と言いたいところでしたが、マン喫泊まりは体力を消耗するため、一度図書館・休憩室(隣は保育園。実は保育園の一部を改修して造られた建物)で休憩へ・・・。

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(※図書館の方から、許可を得て掲載。こちらはOKでした)

そこには、なんと、恐ろしいことに、

漫画版の平成ゴジラシリーズ や、90年代の怪獣図鑑など、レア特撮本が大量に揃っておりました!!

勿論、すべて読破。内容を頭に焼き付けました!

そして一時間ほど休憩した後、本館へ出陣。さっそく館内を周り、写真を撮りまくりました!

が!!

御船町恐竜博物館は、撮影可能ですがブログ掲載禁止とお話を伺ったので、写真掲載はできません。あしからず・・・

というわけ展示内容は文章のみで解説したいと思います。

  • アパトサウルスやティラノサウルスなど、主要な系統群の恐竜はほぼ揃っている
  • トチサウルスなど、レア物もいる。
  • というか、日本でアパトサウルスの全身が見られるのはここと国立科学博物館だけ
  • なにげに中生代の哺乳類展示に力を入れている。
  • もちろん御船の恐竜化石や、その生態復元もばっちり!
  • 新生代の展示は少なめ。ただし、古人類の展示は福井県立恐竜博物館並に多い。
  • 荒木一成氏製作の模型が一部壊れているが、「包帯を巻いた」修正を施し、非常にユーモラスで(壊れやすいことを)子どもたちにわかりやすくするように工夫している。
  • 動くトロオドンもいる。動かすには顔の前の辺りの床を優しく足踏みしてみよう!
  • 恐竜の解説パネルは(2015年3月時点では)なし。この点はやや不親切だと思った。
  • ミュージアムショップはオリジナルグッズ多め。展示解説書はなし。

総括しますと、ユーモアに溢れる、狭いながらも展示内容の充実した博物館でした!

さて、御船を出たあとは、恐竜ロードを歩いてみました。

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道を歩くたびに各地質時代を代表する生きものの骨格が見られます。三葉虫からサーベルタイガー(ジュウレン世代的にこっちのほうがしっくりくる)までかなり長く、だいぶ疲れましたよ・・・。しかもこの日はやたらと暖かくレザーを脱ぐハメに。

ただ、ミクロラプトルの顔の造形が「・・・」でしたが。

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水戸黄門に助さん格さんと言った具合で、エルリコサウルス・アーケオルニトミムス・ヴェロキラプトルが並ぶ。

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ちなみにこの恐竜ロードの途中にはお菓子屋さんがあって、懐かしのブリアンっぽいスティラコサウルスの焼型が入ったお菓子があります。

最後に、御船町ふれあい広場へ。勝山の長尾山総合公園ほどじゃないですが、恐竜のオブジェが数多く展示されていました!

カルカロドントサウルスの横顔。ふつくしい・・!

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遊具やオブジェなど、あらゆるものが恐竜・古生物のイラストなどが刻まれていました!OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そして、素晴らしいのがこの翼竜の塔。プテロダクティルス(?)(アズダルコ科の翼竜でした。猛勉の瑛様、ご指摘ありがとうございます!)たちが崖に住み着いている姿を見事に再現した、ファンタジックでステキなオブジェでした!

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この塔の上に座る翼竜がいい味出してます!

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御船を満喫した後は、コインランドリーへGo。疲れた体を休めつつ、洗濯物をクリーニング&ドライ。

洗濯後は、書店で立ち読みしたりしながらフラフラと商店街を歩き、山水亭という老舗ラーメン屋へ。

こちらでは、山水亭ラーメン黒味をいただきました!

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(※許諾を得て掲載)

うまい!!うまいぞおお!!!

こってりした味なのに、脂っこい感じがしない! よく見ると辛味が入れられている・・・・!

そう、辛味を加えることで、トンコツの脂をちょうどいい感じに調整していたのだ! これぞ、長年のラーメンが培ってきた知恵なのだろう!(たぶん)

チャーシューの肉の柔らかさもちょーどいい! ギョーザも挽肉が歯ごたえがあって美味い!!

非常に美味しいラーメンをいただきました!!

さて、この日も漫画喫茶で就寝。次の日は天草に出撃したのですが・・・

(次回に続く!)

白浜風土記(35日目) ヒラメじゃなくてヒロメを食す

先日、知人からヒロメ(Undaria undarioides)という海藻をいただいた。実はこれ、白浜における高級食材で無茶苦茶美味い。熱湯で煮ても歯ごたえが落ちない、凄い海藻なのだ。和歌山県田辺市ではヒトハメと呼ばれることもあるらしい。

最初に言っておくがヒラメではない

そのサイズがこちら。Gショックと比べると、非常に大きいのがお分かりいただけるであろう。

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表面には色々付着していたので、洗うのには非常に手間が掛かった。そして細かく刻んで食べられるサイズに分けた。流石に一人では食べきれないので、寮の仲間たちと6つに分けて戴いた。

ちなみに私は、坦々麺のスープに漬けて食べた。歯ごたえがあり、非常に美味しかった。本来はお酢などにつけて食べるので、良い子は真似しないように。

なお、繰り返すがヒラメではない。ヒロメである。

みなさまにヒロメの美味しさについての情報をひろめられたら幸いである。

日本放浪録(6) 長崎史跡めぐり

長崎旅行四日目
朝早くにホテルを発ち、8時開館の出島和蘭商館跡へと行った。30分しかないため何とか全部観きろうと頑張ったが、さすがに無理だった。だが、再入館も可能らしいと聞いたので、学会終了後に再度出向くことにした。

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朝の冷たい風の中歩く出島にはお侍さんもいた。シーボルトの庭園や砂糖置き場、並びに当時の建物も再現されており、雰囲気が楽しめた。

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出島の町並み再現。真ん中にお侍さんもいる。

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シーボルトの庭園。西欧の果物を育ていたという。

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当時の出島のミニチュア模型。

とにかく、江戸末期の出島の雰囲気がよく出た場所だった。

その後学会会場へ行く。午前中のみ無脊椎動物に関する講演を聞いた後、お茶とお菓子の時間を過ごして出発。

まず、長崎原爆爆心地付近へと向かった。此処だけは前から赴きたかったし、日本人として見ておかねばならないと思ったからだ。ただし、天主堂やペンギン水族館は行けなかったので、次回来訪時に見学したいと思う。

原爆公園。その日(11月3日)は非常に快晴だった。雲ひとつない空の下、鳩たちが穏やかに羽を伸ばしていた。そして、平和を祈った巨大な石像も健在であった。

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また、多くの像が公園に並び立ち、核兵器の恐怖と平和の貴さを訴えていた。

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母子の像。

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被爆当時の地層について。

その後、原爆資料館へ。覚悟はしていたが、やはり衝撃的だった。原爆の被害状況が余すことなく展示されていた。暗く不気味な長崎原爆を再現した展示は、非常に恐ろしかった。加えて、原爆の後遺症の記録についても。

隣にあった祈念館へも足を運んだ。ここは犠牲者たちへの祈りのための場所だった。ガラスと静寂が織り成す、死者達への祈りの地だ。勿論、撮影は禁じられている。よって此処の写真はない。そもそも撮る気にもなれなかった。私も静かに手を合わせ、折り鶴を何羽か折ったあと静かに後にした。

その後、館内レストランでエビチャーハンを食った。美味かったが、後になってパフェでも良かったかなと後悔した。

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エビチャーハンとわかめスープ。勿論、許可を得て掲載。

その後、何冊か長崎原爆に関する書籍を購入したあと、シーボルト記念館に向かう。その際路面電車の中で居眠りをしてしまった。連日の学会で、やはり疲れていたのだろう。

記念館はもっとも近い駅から歩いて15分ほどである。思っていたよりも小さな博物館だったので驚いた。また、敷地内にはシーボルトの植物園跡もあった。ここにもツワブキが生えていた。

その後、記念館を見学し、シーボルトの歩んだ歴史について学ぶ。というか、シーボルト事件とかすっかり忘れており、医者かつ日本の動植物の研究者だと思い込んでいた・・・。恥ずかしい限りである。

何はともあれ、彼が日本を非常に愛し、日本の自然史研究や医学の発展に多大な貢献をした偉人であることはよくわかった。正直、この展示をここだけにとどめておくのはもったいない展示であった。シーボルトの絵も、日本の動植物の研究には大いに役立つものであるわけだし。残念ながらここも撮影禁止が殆どであったので、写真は表玄関と庭園跡のみとさせていただく。

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シーボルトの植樹した木。

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シーボルト記念館入口付近。

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左から順に、シーボルト、たき、いね。ここは撮影可能だった。なお、いねは幼少期の肖像画を参考にしている。成人後は非常に美人だったとか。

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記念館付近の道路。彼の居住地に建てられたものだが、長崎中心部からはだいぶ離れていた。

その後再び出島へ赴く。

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時代劇の小悪党が突き飛ばされて、巻き添えで破壊されそうな桶である。勿論突き飛ばすのは徳田様や助さん格さんである。

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発掘調査で見つかったウシの骨。食用だったらしい。

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当時使われていたリボルバーの銃。しぶいっッ!

当時のビリヤードを楽しんだり、展示の撮影を行なったりした。係のおばさんが丁寧に当時の遊びを解説してくれて、楽しく遊べた。

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当時のビリヤード台を再現したもの。現在とはややルールが異なる。

その後急いで土産を購入し、猛スピードで福岡へと戻った。だが、残念ながら時間がなく、らーめんを再び口にすることはできなかった。残念である。

その後、福岡空港から飛行機で大阪へ。トラブルでちょっとフライトが遅れたが特に問題はなかった。そして関西到着後、関空のすきやでおくら牛丼?を食べた。ネギたま牛丼のほうが私は好きだ。オクラ牛丼も独特の味があって美味かったが。

その後、和歌山駅まで終電で向かい、近くのカラオケ屋で一泊する。というのも、この駅の付近に宿泊地はあるもののいずれも高額だからだ。ならば、安価なカラオケ屋で一晩過ごしたほうがマシというわけだ。
そして、映像見たさにウルトラマンのOPやライダーOPを流しまくった。
『ELEMENTS』(仮面ライダー剣2ndOP)や『Lost the way』(ウルトラマンサーガ主題歌)を歌いまくるが、あまりカラオケに行ってなかったせいか、点数ははかどらなかった。

ちなみに流れた映像のリストがこちら。

ブレイドOP(ELEMENTS)⇒46話の映像

ダブルOP⇒48、49話の映像

キバOP⇒最終回の映像

ウィザードOP⇒50話、51話の映像

帰ってきたウルトラマン⇒5・6話(だったと思う)

龍騎のRevolution⇒サバイブ初登場回

ウルトラマンサーガ⇒AKBのダンスと時々ウルトラマンサーガが出てくる

かなりネタバレしまくってるので、ダブルキバウィザードをこれからご覧になる方は、ご注意ください。

翌日、白浜まで帰還。非常に長旅でその日は一日ぐっすり休んで過ごしたのであった・・・

今回は諫早湾や有明海に行けなかったことが非常に残念だ。次回来訪時には是非とも訪れたい。

また、動物行動学の最新の研究のみならず、長崎の歴史についても直に見ることができ、大変興味深い旅行であった。また長崎を訪問したい。今度は皿うどんとカステラを腹いっぱい食べるぞ!!(笑)

余談

前から気になっていたこと、非常に品のない質問なのだが、館長さんに尋ねてみた。幼少期、おらんだおいねの伝記などを読んでどうしても知りたいことがあったからだ(気分を悪くする方もいらっしゃるかもしれないので、念のため「続きを読む」にしときました)。

※この先には人によって不快な内容が含まれている可能性があります。ご注意ください。

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白浜風土記(25日目) トマチーおじやを召し上がれ

本日、寮にお客が来た。というわけで、再び私が夕飯を担当することになった。

今日はやたらと寒いし手短に作りたいので、本日の夕食は鍋にした。

作ったのは鶏肉鍋。大根やネギなど、定番を揃えたメニューだったが、少々味が薄いと言われる。もうちょっと濃い目にしておくべきだったと反省した。

さて、鍋とくれば〆はおじやというのが定番である(※場合によっては、ラーメンやうどんもある)。そこで本日は、私が茨城の某料理店で学んだ特製のおじやを披露した。

その名も、「トマチーおじや」(※私が勝手に命名)である。

そのおじやだが、作り方は簡単である。

鍋の残り汁にごはんを入れ、溶いた卵をかけ、スライスチーズを乗せて、トマトの刻みを混ぜ合わせて熱すれば完成だ。非常に簡単である。

ただし、今回は電子レンジでやってしまった。そのため卵が半熟になってしまった上(卵は新鮮なので問題ない)、ちょっと時間がかかりすぎてしまい、申し訳ないことをした。

だが、時間をかけたのが良かったのか、素材の味が生きていたのか、幸いにも美味しいと評判であった。さすがあの店で学んだ料理は格が違っていた。あの料理店の店長には感謝してもしきれない。

なぜ『トマチーおじや』(命名者:私)はこうも旨いのか? 何故かといえば、トマトとチーズはやたらと相性が良いからなのだ。酸味と塩味がいい感じにマッチングするのだ。それこそ、「ピサ」の斜塔で「ピザ」を食べるのと同じくらい相性がいい(意味がわからないですよね? 私もです!)。

この寒い季節におすすめの一品である。チーズをカマンベールにして試してみてもいいだろう。

日本放浪録(1) 白浜から大阪へ行き、てりやきマックバーガーを食す

今日以降は用事で出かけるため、白浜風土記はしばらくお休みです。

本日、白浜バスセンターから高速バスに乗り、大阪へと向かった。

高速バスの中ではおばちゃんやらオッサンやら外人やら美人の中国人?やら、いろんな人々がいた。こんな多くの人達が白浜に来てたのかと思うと驚いた。バスの中で腹痛に苦しめられたが、なんとか耐えた。全ては紀ノ川サービスエリアさまさまである。

その後、大阪駅でバスを降りて目的地へ向かう。その途中で何も食べていなかったことに気付いた。そこで、私は駅の地下にあるマックでてりやきマックバーガーをいただいた。

数週間前、マックはチキンナゲットの件で色々騒がれていたが、照り焼きに関しては何の問題もなかった。とはいえ、マックばかり食べるのも感心するものではない。そんな生活を和歌山市に住んでいた頃は、何の考えもなくしていたのだ。

今考えると恐ろしいものである。食生活には気をつけよう。そう思った一夜であった。

白浜風土記(9日目) 真面目にカレーを作った日

白浜町は観光名所ではあるが、近くに買い物のできる場所が少ない。

たとえば私の住んでいる寮から最も近いコンビニまで、徒歩でどのくらいかかるのかご存知だろうか?

正解は約20分。自販機こそ徒歩5分圏内にあるものの、かなり面倒である。とは言え、近くの食堂は高額なので外食に頼るわけにもいかない。そういうわけで、白浜では自炊するほかないのである。

さて、昨晩の夕飯はカレーだった(ついでに言えば今日の昼食も)。なぜカレーかというと、昨晩、寮にお客が来訪したからだ。白浜の臨海実験所に用事があったのだと言う。

その夕飯が簡素なものになりかねないとのことなので、私は腕を振るってチキンカレーを作ることにした。ぶっちゃけて言えば、一番簡単だったからでもあるが。

思えば、何年ぶりに鍋にキチンと油を挽き、カレーを作ったのだろう? コショウまで入れて作ったのは初めてだったが、割と上手くいった。

寮の隣人も呼び、三人でカレー鍋を食した。少々鍋底が焦げてしまったが、なかなか上手く出来たと思う。今後はさらに美味いカレーを追求し、研究所の人々にも振る舞えればと思う。

これを期に、料理についてレパートリーを広げるのも悪くないかもしれない。